白川路 胡麻丹

「茶禅一味」

 茶祖、千利休は「南方録」の中で「茶の湯は第一、仏法を以って修行得道する事なり」と説かれ、また「茶話指月集」に千宗且は、茶の湯を問う人に茶道とは「本来禅によるがゆえに、更に示すべき道なし」とも示して います。それは茶の湯が禅宗、わけても大徳寺派の臨済宗と密接に結びついて発達したことに由来します。

 田丸弥の信条は、何よりも人間形成の道でなければならないとした茶禅 一味の精神にて「菓子は人なり」菓子づくりの道もめざすところは同じで あると、三百六十五日を菓業に専念しております。

 


    
水引と熨斗の歴史     田丸弥のおもてなし
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